毎月必ず発表される指数が、この記事のテーマとキーワードである消費者物価指数です。
FXトレードをするにあたって、必ずと言っても良い位重要な経済指標として、知られております。
私が住む日本では、0.何%と続いております。
まぁデフレの数値であるマイナスの数値じゃありませんから、正直デフレスパイラルの沼にはまっている訳じゃありませんからね。
ただ安倍政権が、掲げた物価目標2%には、まだまだ程遠いのも事実です。
この消費者物価指数が、どぅして重要な経済指標なのか!?
また消費者物価指数とは、一体どぅ言う経済指標なのか!
この事をお伝えすべくこの記事の作成を試みました。
お伝えする前に、この記事の作成した目的と対象となる方をお伝え致します。
消費者物価指数の事をお伝えする為。
経済の事をお伝えする為。
続きまして対象となる方をお伝え致します。
またはFXトレーダーの方も兼ねて対象とさせて頂きます。
予めご了承下さい。
Contents
消費者物価指数は、インフレ率を確認する為に必要な指数である。
先程冒頭でお伝えした安倍政権が、掲げた物価目標2%の話しに、戻らせて頂きます。
私が住む日本は、長らくデフレスパイラルの沼にはまって来ました。
この記事を作成した2022年現在の25、6年位前辺りから当時スーパーファミコンのソフトの値段が、10000円代から凡そ3000円位下がった事が、衝撃的でした。
またNEOGEOCDのソフトの値段も凡そ2000円下がり6800円位まで下がりました。
この頃つまり1990年代中期から後期にかけて、物価の値段が、下がった事が、一つのデフレスパイラルのきっかけとなります。
一つのきっかけが、1991年11月以降のGDPデフレーターから始まり、1994年4半期以降に消費者物価指数が、マイナスになりました。
その結果として1998年以降において、完全なデフレスパイラルの沼にはまる形となりました。
先程1996年辺りからスーパーファミコンのソフトの値段が、下がったのも丁度この頃ですね。
そもそも消費者物価指数とは何?
私自身が、日本在住ですので、この場でお伝えする事は、あくまで日本での事になります。
消費者物価指数は、基本的に毎月総務省から発表される指数です。
日本の場合ですと、全国と東京都区部の2種類に分かれて発表されます。
話しを戻しますと、消費者が購入する物とサービス等の物価の推移の統計を図る為に、存在する指数となります。
この消費者物価指数の特徴は、消費者が購入する物とサービスの動きの変動を見る事で、国民の生活水準を示す事が、出来る事が出来ます。
別名としてCPI「Consumer Price Index」のそれぞれの頭文字を略す言い方もあります。
もっと言えば、経済の状態を示す体温計としても知られております。
金融政策が、成功するとお金回りがよく、物を購入する人がいれば、上昇し、逆に購入しなければ、下降すると言う特徴が、あります。
消費者物価指数の計算方は。
これはあくまで日本での消費者物価指数の計算方となりますが、具体的に言うと、価格÷基準時の価格×100が、消費者物価指数の計算方法となります。
100を基準で例えると、100より上向きなら景気が良く、消費者の購買意欲が、沸くと言う事になります。
逆に下向きなら反対に、景気が悪くなり、消費者の購買意欲が、冷める形となります。
消費者物価指数が上がると一体どぅなる?
分かりやすく言うと、消費者物価指数が上がると景気が良くなると言う事が、一般的に言い伝えられております。
特に欧米では、中央銀行が、物価目標を掲げており、利上げの期待感が、持てると言う事になります。
特に生鮮食品を除いたコアCPIの数値は、重要となります。
恐ろしいのはインフレ率が高くなったら。
いや(^_^;)これ本当にそぅなりますよ!!( ; ロ)゚ ゚。
一時期の中国のハイパーインフレが、それを物語ってるかの様に。
その言葉通りインフレ率が、高くなると確かにその国の物価が、変われており、物の値段も上がると同時に、景気が良い!
と判断されます。
その証拠に株価も上昇傾向になり、外国為替市場においても米ドルが、買われ日本円が、売られやすくなります。
まぁ単純に、景気が良いと円が売られやすくなると言う事になります。
ただその一方で、あまりに消費者物価指数が、高くなり過ぎると、今度は、物の値段もかなり上昇傾向になります。
逆にインフレ率が、良いからと言って、物の値段が、上がり過ぎると物が、買われなくなる恐れも出て来ます。
分かりやすく言うと、悪いインフレと言う事になります。
ある程度インフレ率を気にする必要がある。
正直申し上げますと、我々日常生活上において、食料品等の値上げの事を考えると、日頃からインフレ率の事は、気にするべきと私は、考えております。
何故なら海外市場を見れば、分かりますが、例えばこの記事を作成した2022年3月初旬辺りのロシア軍のウクライナ進行により、ロシア産の天然ガスの輸入が、滞る可能性が、出て来てます。
こぅなって来ると、燃料費の関係で、燃料代が、上昇する可能性が、あります。
何をお伝えしたいか!
と言いますと、世界経済が、下降気味の時に、物価の値段が、上がると物が、買われなくなる恐れが、出て来ます。
説明は不十分となりましたが、分かりやすく言うと、消費者物価指数が、+だからと言って、何でも値上げしたら逆に、物の購入が、しなくなる恐れが、あるからです。
だからこそインフレ率を気にする必要が、あると言う事です。
消費者物価指数こそインフレ率の基準としてのまとめ。
ここまで本文で、消費者物価指数の事をお伝えして参りました。
やはりインフレ率が、関わって来る重要な指数となります。
改めて分かりやすく言うと、消費者の購買意欲が、高いか低いかで、その国の景気判断されると言う事になります。
インフレ率が、上向きになれば、当然景気が良いと判断され、株価に反映されると言う事になります。
ただ悪いインフレには、気を付けるべきです。