昔からアメリカ経済が、大きく動くと日本経済も大きく動くと言う習慣が、御座います。
まるで日米の経済が、連動し一体化している印象が、強く見受けます。
けど逆にアメリカ市場が、荒れていても日本市場が、上向きになる事も稀に御座います。
どぅしてそぅなるのか?
その原因と仕組みをお伝えして行きます。
お話しを進める前に、対象となる方をお伝えしないといけませんね\(_ _)。
予めご了承下さい。
Contents
ダウ平均と日経平均との動きの違いは何なのか!?
これは難しい事です。
アメリカ市場が、良好とは言えども日本市場が、逆に悪いケースが、起きる時もあります。
なぜそぅなのか?
って聞かれたら難しい質問となります。
一般的に言える事は、凡そ1時間遅れの中国を中心としたアジア市場との関係性が、大きいと見ております。
今や日本にとっては、中国を中心としたアジア市場も無視出来なくなって来ております。
そのアジア市場の経済指標も日本にとっては、影響力が非常に高いです。
何しろ中国を中心としたアジアに進出している日本企業も数多く存在します。
他に考えられるのは、日本国内の情勢も一つの判断材料となります。
ダウ平均株価とは。
アメリカ合衆国のNY(ニューヨーク)の株式市場で、展開しているダウ・ジョーンズ工業株価平均の略式名称の事である。
言葉を変えれば、米国株式投資と言う事になります。
日本では、NYダウ平均株価か、ダウ平均株価と呼ばれる事が、多くその名称で、知られております。
このダウ平均株価は、アメリカを代表する30社の企業で、構成されている株価指数です。
ただこのダウ平均株価の中で組まれている企業の多くは、世界中で展開しているグローバルビジネスを展開している多国籍企業が、多く我々日本でも知られている企業も中には、存在しております。
日本でも知られている主な企業をお伝えしておきます。
Apple。
ウォルト・ディズニー。
コカ・コーラ。
マクドナルド。
NIKE。
P&G。
この他にも日本国内でも超有名企業として知られる企業も存在しますが、この辺で抑えておきます。
ただし時代の流れに反映される為、対象となる銘柄を組み入れる事が、不定期に行われております。
なのでアメリカの株式市場をチェックするなら、必ずダウ平均株価に組み入れられている30社の銘柄のチェックは、怠らない様心掛けて下さい。
日経平均株価とは。
こちら日経平均株価は、日本経済新聞社が、発表している日本株式市場の略式名称の事である。
こちらは、東京証券取引所で取引されている東証一部の銘柄が多く、その中で、ダウ平均同様優れた企業が、組み入れられます。
ダウ平均と違いこちらは、225社と幅広いです。
ダウ平均と同様日経平均株価も世界中に事業展開している企業も数多く組み込まれております。
主なグローバルビジネスを展開している企業をお伝えさせて頂きます。
SONY。
トヨタ自動車。
三井住友FG。
小松製作所。
IHI。
ファーストリテイリング。
こちらもかなり世界的認知度が、高い名だたる企業が、多いです。
ダウ平均同様対象となる銘柄の見直しによる組み替えが、行われる事も御座います。
日経平均の場合は、毎年10月に、日経平均225の組み替えが、行われております。
日本株式市場をチェックするならやはり毎年10月に、日経平均225銘柄をチェックすべきです。
逆にダウ平均と日経平均の連動性とは。
ニュース番組内のマーケット情報で、ダウ平均株価と日経平均株価の指数が、定期的に伝えられる事が、あります。
ダウ平均株価は、世界中に影響力が、ある企業で構成されている為、世界中の市場が、最も注目している株式市場です。
これはあくまで私の推測に過ぎませんが、日本時間の翌朝の6時に、米国株式市場の取引が終わり、その流れのまま日本株式市場に、反映される事が、多いからだと見ております。
つまりアメリカ経済が、力強ければ力強いと、世界中株式市場が、活性化される事が、印象的だと言う流れです。
恐らくダウ平均と日経平均の連動性が、高いのはこの影響から来ているからでしょう。
どぅしてダウ平均が最重要なのか?
先程ダウ平均と日経平均のそれぞれの項目で、お伝えさせて頂きましたが、世界中にビジネスを展開しているグローバル企業が、組み込まれているからです。
その企業は、世界中を席巻している為、ダウ平均に組み入れる企業の本社は、アメリカに存在していますので、アメリカ経済の動向次第で、世界中の株式市場が、左右される事が、多いからです。
言葉を変えれば、世界経済の中心地は、アメリカと言う事です。
その中心地となるのが、ニューヨークのウォール街と言う事です。
その為世界中の市場関係者が、常に注目しているのもこのダウ平均株価なのです。
ダウ平均が動く要因は。
アメリカ問わず世界各国の経済指標が、株式市場等が、値動きするのは、事実過言と言って良いです。
特に目立つ経済指標は、こちらです。
米雇用統計。
FOMC。
GDP。
消費者物価指数。
小売売上高。
この他にも様々な経済指標が、御座いますが、最低限この5つは、よく注視すべき経済指標です。
またテロ、地政学、政治的リスクもダウ平均が、大きく敏感に値動きが左右されやすいのも特徴的とも言えます。
この記事を作成した2021年9月現在ですと、新型コロナウイルスが、大きく目立つ要因となります。
感染が長引いている事で、経済が麻痺している為に、市場の動きが、停滞しやすくなっているからです。
また世界情勢もダウ平均の値動きに対して、敏感に反応します。
理由として上げる点は、先程お伝えしました通り、ダウ平均株価に組み込まれている企業は、世界中にビジネスを展開している企業です。
例えばウォルト・ディズニーですと、新型コロナウイルスの感染により、映画の撮影が、中断された事で、映画での収益が、停滞すると言うリスクが、あります。
ウォルト・ディズニーを例えにして、世界情勢の動向次第で、企業の株価が、急激に下がる事が、あります。
外国為替市場とも関連している。
先程お伝えした経済指標の発表で、米ドルの動きが、左右されて来ます。
経済指標が、力強いと米ドルが、買われドル高となり、アメリカの経済が、力強いと判断されます。
その為アメリカの企業にも投資されやすくなって来ます。
まとめ。
ここまで本文で、ダウ平均株価と日経平均株価の連動等の事をお伝えして来ました。
いかにアメリカが、世界経済の中心地であり、影響力が高いのが、伝わって来ます。
その中でダウ平均が、最も世界中の株式市場に影響力が高く、全ての株式市場の中心と言えます。
それは日米の国境の枠を超えて世界中の企業投資と言う事になります。
その中の一つが、NASDAQ100市場と言う事も念頭において下さい。